こんにちは。最近は、じめじめとした気候がつづいており、いよいよ梅雨の兆しが見えてまいりました。雨が多い季節は、気分も落ち込みやすいので、私は非常に苦手です。ですが、雨にも負けないようにモチベを高く保っていけるように努めたいと思います。

さて、先日26日にゼミ内で「創業支援企画コンペ」が行われました。簡潔に本企画の概要を説明すると、学生に本企画に参加してもらえるような企画を、私たちゼミ生が7つのグループに分かれ、プロデュースします。これを通じ、学生に起業への関心を持ってもらうということを目標としました。

私たちのグループでは、まず各自で現状分析を行ったうえで、案を練るという段階から始めました。現状を分析していく中でまず、学生は起業に関する意識が低迷していることがわかりました。それはなぜか、探りを入れたところ、起業へのリスクへの恐れであったり、社会経験が少ないが故に、知識やコミュニティが不足しているなど様々な課題点が見つかりました。

これらの課題点を解決するためにゼミ外の時間を使い、チームで集まり、会議の中で意見交換をしました。「シミュレーションゲームを通して、楽しく学んでもらう」、「セミナー形式での講演を開催」など…。2年生も積極的に意見を出し、チームに大きく貢献しようとする姿勢が見受けられました。「学生らしい奇抜なアイディア」という点にも非常に苦戦しました。また、本企画はチーム対抗戦なので独自性といった部分も追求しました。

当日は中小企業診断士様にもお越しいただき、会場はかつてない緊張感に包まれていました。その緊張感の中で、7チームが存分に約1か月分の成果を発揮しました。各チームのプレゼンを聞く中で、「そういう考えもあったか」と気づかされるようなものもあり、私たちゼミ生にとって多くの学びがあったと感じています。

私たちのチームは華々しい準優勝を飾ることができました。優勝とまではいかなかったものの、チームで成し遂げたという達成感を味わうことができました。今回の経験は、非常に良かったもので、企画力を磨くだけでなく、起業に対しての知識を深めることにもつなげることができたと思います。

写真:中小企業診断士様とながしまゼミ生の集合写真