追浜にある日産工場は、地球温暖化に積極的に取り組み、地域の方々とともに栄える工場を目指しています。

追浜工場は東京湾に面した神奈川県横須賀市に位置し、わが国初の本格的乗用車工場として1961年に操業を開始しました。最新技術の導入に意欲的に取り組み、1970年には業界初の溶接ロボットを導入。世界でも屈指の自動化の進んだ乗用車組立工場として発展してきました。

工場には4つの特徴があり以下の通りです。

  • 電気自動車(E V)の生産

→2010年から電気自動車(E V)「日産リーフ」の生産を開始し、追浜工場は今後グローバルで生産されるE Vのマザー工場として、最新技術や工法を短期間で開発し、確実に立ち上げるリーダーとなることを目指しています。

  • 人財育成

→世界トップクラスの品質と生産性を実現するために、世界各国の生産拠点の人財育成に取り組んでいます。

  • 専用埠頭と追浜試験場

→月間8万台を出荷できる専用埠頭のほか、様々な分野の基礎研究を行う総合研究所や追浜試験場も隣接しています。

  • ふるさとの森

→周辺の環境との調和を図るため、工場敷地内に社員の手により工場の緑化を推進しています。

追浜工場は生産や人財育成だけでなくイベントの参加や協力、地域との協働でお祭りの開催、工場内厚生設備の地域住民への開放、また環境への取り組みも行っています。

環境への取り組みを一つ上げると、カーボン・ニュートラルを実現に向けて、日産は新たに策定した中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2022(NGP2022)」に基づいて、企画活動、製品・サービス企業活動それぞれのCO2排出量削減の取り組みを進めています。

私は小学生の頃、日産追浜工場へ見学に行ったことがありました。まだ幼い頃だったので遠足のような感覚で訪れていたと思います。

工場というと、物の生産や加工、機械のメンテナンスや修理の印象しかありませんでしたが、今回調べていて思ったことは、工場の生産やメンテナンスだけでなくイベントの開催や参加、施設開放など地域の人々との交流場の多さや環境に対しての配慮や意識の高さに驚きました。

参考文献

日産自動車公式HP https://www.nissan-global.com/JP/PLANT/OPPAMA/