2021年10月13日にJA東京中央会から能城様と櫻井様がながしまゼミにいらっしゃいました。
こちらの企業は農業のための仕組みづくりをしている協同組合です。信用や共済、厚生などの農業に関係のなさそうな幅広い分野も展開しています。組合の組合による組合のための協同組合で、困っている人が出資しあい解決をするという仕組みで動いています。つまり組織者=利用者=運営者という仕組みになっています。

JA東京中央会様は未来に農業を残していこうという目的があり、そのために東京の農業には解決する4つのポイントがあります。1つ目に農地があること、2つ目に農家がいること、3つ目に都民の理解を得ることで、住宅に隣接している農家が多いため早朝のトラクターや農薬がまきにくいなどの問題との向き合い方、4つ目に膨大にかかる相続税や固定資産税問題の向き合い方です。

また都内の農地は他の地方に比べて面積が少なく、その中でも東京で農家をやるメリットはあるのかという疑問が学生の中で上がりました。これについてJA東京中央会様は消費者との距離が近いと言われました。農業体験や交流会などのイベントが開催できます。消費者との距離が近いからこそ生産者と消費者間では関係性マーケティングなどの良好な関係を築いていたりするのかなと感じました。

今回登壇していただいて、農業をサポートする企業があるとは知らなかったのでとても興味が湧きました。これと同様に他の分野でもサポートしている企業がきっとあると思うので、そういう分野をリサーチしてみたいと感じました。