第2回目の寄稿となりました名古翼です!よろしくお願いします🙍 2年生になり、インターンシップや就活などで忙しくなってきました。

さっそく本題に入りたいと思います。前回のゼミ活動で川崎信用金庫参与兼元川崎市経済労働局長である伊藤様が講演にお越しいただけました。今回は、その内容についてお伝えしたいと思います。

伊藤様のモットーは緑尋機妙多逢聖因(えんじんきみょう たほうしょういん )です。つまり、出会いが一つの契機となり新たな扉を開く様です。伊藤様は企業訪問を30年間しており総数では450社にものぼるそうです!!!

これまでの伊藤様の取り組みのお話から

①自動車の二次下請け…徹底したコスト削減。死に物狂いで。
伊藤さんは自動車一次下請け会社と共にインジェクターの噴射装置の共同開発に取り組み共同特許の取得にこぎつけた
②基板実装…大手の調達部門の力が落ちている…伊藤さんは基板実装の中核部門の企画案について、こちら側が主導権を握るように働きかけ、逆提案をしてしまった|д゚)凄い!!! 川崎の中小企業は大企業の下請けという事もあり前例のない事象に対するアプローチの仕方などを知らないことが多いので伊藤さんのような方が中小企業に寄り添い街づくりを振興している

・下野毛の中小企業…基盤技術・ヘラ絞り ・上田製作所…切削加工・ボール盤などの中小企業の高い技術を目にし、伊藤様いわく大変驚いたそうです。現代の二都物語を読んでグローバル経済が進展するほど、地域経済圏・ネットワークの価値が逆に高まることを知り原点である訪ね歩きを志したそうです。

中小企業の未来を見据えて・・・ 現在においてオイルショックによる長期不況の色濃い中産業構造の大きな変化に対応すべく研究開発都市への礎を発案されて以降・・・ 新たな胎動として、東芝・日立・NECなどのかつて生産拠点であった工場から研究開発拠点へと変貌を遂げてきています。

【今日の飯、明日の飯】
・「今日の飯」、従業員を路頭に迷わせない為に、銀行の支店担当者にだって頭を下げる。
・「明日の飯」、新たな方向性を常に考える。
そんな経営者の喜びと悲しみ。足で稼ぐと共に稼ぐ。伊藤さんの高い志がアクションとして実行されていてすばらしいです^^