2023/10/11

今回は長島ゼミのプロジェクトの一つである、タマリズムの事務局会議をホームゼミの時間に行うということで、傍聴としてお邪魔させていただきました。

タマリズムプロジェクトとは、大学生を対象とした”観光まちづくり”コンテストで、アイディア企画から自治体・観光協会・地元事業者との連携しながら事業構成をし、実用化までの地域活性化を行うプロジェクトです。長島ゼミでは企画・運営役としてプロジェクトに関わっています。

事務局会議で注目が集まったシーンがありました。生徒達からの企画提案に自治体から、ゼミのテーマである地域連携”つながり”をつくるという点に、着目した企画作りはできているのか、プロジェクトの意義は何かという質問が投げかけられた時でした。聞かれた生徒達は不意を突かれたような困った様子でした。

企画・運営において最も重要なポイントである、何のためにという目的の部分です。そこが明確でない提案は企画に参加してもらう方に対し意味のないものとなってしまいます。逆に、この目的という部分を共有し企画作りをすることで、参加者に有意義な経験を与えることができます。今一度、自分の参加しているプロジェクトなどの目的についてしっかりと確認したいと思います。
地域の課題解決をしたいと考える大学生に、その機会を与える場を提供できるのは地域の活性化において重要な役割を担っているなと感じました。また、目の前で同じゼミ・同じ学年のメンバーが、自治体や企業と意見を 交わしあう姿は非常に刺激的で、活力を得られました。タマリズムの皆さんお疲れ様でした。