2025/5/8
こんにちは、3年の渡邊です。
今回のゼミでは、「タマリズムシンポジウム」のリハーサルに参加しました。本番が来週に迫っていることもあり、リハーサルの目的はシンポジウムの詳細を確認し、内容の精度を高めることでした。そうした目的のもと、実際のシンポジウムと同様に、司会進行、実行委員長の挨拶、タマリズムの概要説明、ワークショップなど、一連の流れを通して実施しました。

後半のワークでは、参加した学生を企業・観光協会・市役所の立場に分け、それぞれの視点から課題解決に向けた議論を行いました。このシンポジウムの主な目的は、これまでの活動の成果や課題を共有し、それらに対する解決策を模索することです。
議論の中では、「このやり方だと初めて参加した人には内容が伝わりにくい」「もっと写真などを入れて、視覚的にわかりやすい資料にしたほうがよい」「昨年度の事例を手元資料として配布してほしい」といった具体的な改善提案も多く出され、活発な意見交換が行われました。

私は企業の立場を担当し、学生が地域のために考えたアイデアを“ブランド”として活用することを提案しました。タマリズムプロジェクトに参加している企業には、そのブランドを使用する権利を提供します。企業側としても「地域を大切にしている企業」というイメージを持たれることで、地元の人々からの信頼につながると考えたためです。
様々な立場になって話し合いを進めたことで、学生同士の議論だけでは生まれにくい、新鮮で実践的な意見が多く出てきたのが印象的でした。
リハーサル終了後、プロジェクトのメンバーたちは出てきた課題を整理し、本番に向けた準備を進める様子でした。残って今後の進め方について話し合っている姿は大変そうでしたが、本番を成功させるために頑張ってほしいと思います。
私も、自分にできる形でこのプロジェクトを支えていきたいです。
