日野市は、甲州街道の宿場町として繁栄しました。近年では坂の多い町として、また自然豊かで景観もよいため都内外の映画、CM、PVの撮影舞台となっています。CMでは、ミサワホームの撮影として、北野街道から一番橋通りの京王線との立体交差地点が使われています。PVでは、一週間フレンズで映画の撮影地としても立体交差地点が使用されていました。自然豊かな日野市では多くの映画撮影が行われています。
そんな日野市では多くの農業が営まれています。6月後半から9月中旬にかけて旬を迎える日野市の名産品『梨』が特に有名です。梨と一口に言っても、味も収穫時期も違う日野市の梨は、『二十世紀梨』、『多摩川梨』、『幸水』からはじまり、東京でしか購入できない『稲城』、東京生まれで大型梨の代表『新高』といった品種があります。多くの梨ブランドが展開される秘密は、砕いた枝や葉を3か月間発酵させて作る、自家製肥料にあるといわれています。肥料に含まれるアミノ酸は、うま味のもとになる成分で、このアミノ酸をたっぷり吸わせるから、味わい深い実が成るそうです。
昭和初期から販売が開始され、今尚続いている梨栽培農家もあります。昔は、果樹園でもぎ取りを行っていたそうですが、今は直売や宅配がメインとなっています。梨の直売所では、のぼり旗が立っていれば、開園中の印だそうなので直売所を回ってみるのもいいかもしれません。
いわゆるブランド梨ですね。“東京でしか購入できない『稲城』、東京生まれで大型梨の代表『新高』”
今国会で廃案になった種子法、良い機会ですから勉強してみてはどうでしょう。マスコミで喧伝されている情報を廃して、法制そのものを考える良い機会かもしれません。特に強要はしません。
私が在住する小平市でも梨は栽培されています。でも、市民の口に入ることはめったにありません。山梨あたりの梨のOEMとして、通販で流通しているようです。梨は栽培に手がかかるので、農家にとってどんな販売戦略を選ぶか?難しいですね。
逆に栗はほっておいても、栽培できるようです。なにか植えていると、農地としての特権ー免税とかーあるからでしょう?農業も奥が深いですね。
返信ありがとうございます。
一概に梨と言っても、販売戦略を考えてみると奥が深い産業ですね。栽培方法等も比べてみるのもいいかもしれません。普段何気なく口にしているものでも、多くの人たちの努力、知恵がいっぱい含まれていると感じました。
農業は現代社会でも必要とされる職業なので、歴史をたどり、より見解を深めていきたいと思います。