今回、多摩市の健幸!ワーク宣言の取り組みである撮影に参加をさせていただきました。

今回は、ケル株式会社というコネクタメーカーの企業に撮影として訪問させていただき、企業見学や業務体験、座談会を通して、企業の方に現在学生として私が持っている働くことに対しての不安などの質問をさせていただきました。

まず、企業見学と業務体験についてです。

企業見学をさせていただく前にコネクタメーカーでイメージしていたことは、自動車のカーナビや新幹線の機器に組み込まれているという事で、意外と身近なものについているのだと感じていました。全く知る機会のない業界だったため、小さな部品の取り扱いのため、難しい業務があるのだろうというような想像をしていました。

実際に企業を見学させていただいて、ケル株式会社ではコネクタだけでも様々な種類があり、使用する機器の大きさなど顧客に合わせた開発をしているという事がわかりました。業務体験では、CADを使用したパソコンでの製品の組み立てを体験させていただきました。

全く、触れたことのなかったCADでしたが、製品が出来上がるまでに自分の発想も組み込むという事があると聞き、自分がパソコンで設計した製品が手元に来た時のやりがいや楽しさを感じることができる仕事であるという事を体験させていただきました。

次に、座談会についてです。

座談会では営業部の方と入社1年目の開発部の方に質問をさせていただきました。

私は働く時に人とのコミュニケーションがとても重要だと考えています。さらに、学生の時よりも関わる人も増えるため仕事を円滑に進めるためには意識しなくてはならないことだと思います。また、どうしても馬が合わない人とも話す必要があると思います。このことから、働く時に人とのコミュニケーションで意識している事はなにか質問をさせていただきました。

質問させていただいたお二人は部署が違いますが仲の良い雰囲気を感じることができ、会社の雰囲気がとてもいいことを感じました。また、意識していることとして、少し合わないと思った人でもその人がどのように考えてそのような行動をしたのかなど考えて向き合ってみることなど、前向きに意識することが重要なのだと回答いただき、私自身も気付くことができました。

初めて撮影に出演するという事でとても緊張し、うまく言葉にすることができない場面があり自分の中で反省する部分が多々ありましたが、企業の方や市役所の方などの温かいご対応にとても助けられて撮影を行うことができました。

今回の活動で、自分の全く興味のなかった業界にもとても良い企業があることを実際に感じることができました。今まで以上に企業に対して視野を広げて、実際に企業を見る機会を増やしていきたいと思いました。