2024/8/2

活動の概要

ながしまゼミ4年の城田です。
2024年8月2日(金)、ながしまゼミは昨年に引き続き、町田総合高校の探究活動連携の一環として、多摩境にある富澤商店様で夏休みの体験活動を行いました。今年度は、高校生たちが企業と同様の工程を経て、パン作りを体験しました。具体的には、企画から素材選び、パン作り、レシピの概要説明まで、実践的な工程を経験しました。

ながしまゼミは、富澤商店様と町田総合高校様の間で橋渡し役を務め、高校生が企業活動を学びとして吸収できるように、理解しやすい形でプログラムを組み立てました。当然ですが、高校生のほとんどがパンのレシピを作成した経験がないため、大学生が模範となるレシピを事前に作成しました。また、町田総合高校に事前に訪れ、素人でも簡単にレシピを作成できるフレームワークを整備し、探究活動で行うレシピ作成に必要なワークやディスカッションのサポートも行いました。

ながしまゼミ生の学び

城田
富澤商店での体験活動では、会の進行の仕方や現場をいかに想像できるかが重要であるという学びを得ました。そのためには協力者がどのように動くのか、自分達の動きも含め運営側で情報共有を積極的に行い当日の活動の解像度を上げることが重要だと思いました。

猪切
初めて会社に入っての活動でしたのでとても緊張しましたが、社会人の行う手際の良さ、そしてこの活動を行ってみて私達の準備してきたものがうまくできたのかなと思いました。高校生の楽しそうにしていた姿やお菓子を作るの楽しさもわかることができました。インタビューも参加した時に高校生の対応が長島先生にインタビューをした際に出た改善点をしっかりと改善することができていたのも驚きでした。来年はもっと私たちも準備をして参加できるようなものにしてもいいのかなと思いました。

宅間
当日は富澤商店さんにほとんどお任せする形ではありましたが、自分が携わった活動で参加される方々がとても楽しそうにしていたのが嬉しかったです。
最後の星野先生と長島先生のお話を聞いて、今回生徒が体験の中で「パンを作って楽しかった」だけではなく、企業や地域について学んで考えた事など活動のねらいにそった気づきなどが生徒自身から全体に共有されるような事前準備や説明がもっとできたら、なお良かったのではないかと思いました。

総評

今回の活動でながしまゼミは4年生と2年生2人という組み合わせでこのプロジェクトに取り組みました。昨年は私ひとりでプロジェクトを行い、今年は後輩にプロジェクトを教える形です。いくつかのプロジェクトを並行して活動することが多いながしまゼミでは一つのプロジェクトをじっくり時間をかけて教えるというのは難しいです。しかし、そんな忙しい状況でも時間を見つけて作業をして、フィードバックを貰いに来るなど積極的な行動をしてくれる、優秀な後輩に恵まれました。先輩として教えられることはどんな事なのか考えながら自分も同時に学び一緒に成長していけた、そんなプロジェクトだったと感じています。