2025/12/11
今回のホームゼミでは、認定NPO法人 育て上げネットの社会連携事業プロジェクトマネージャー、伊野 滉司様にお越しいただきました。

育て上げネット様は、「すべての若者が自分に合った『働く』と自分に合った『生き方』を実現できること」を目指し、若者と社会をつなぐ様々な支援を行っている団体です。
今回のメインテーマは、同法人がアクセンチュア株式会社と協働開発・運営している社会貢献サイト「DEXIT(デグジット)」について。 DEXITは、高校生と、若者を丁寧に育成している地域の「いい企業」が出会うきっかけ(職場体験や見学など)を作るためのサイトです。
実は、高卒求人は約46万件もあり、求人倍率は約4倍という「売り手市場」です。しかし、膨大な求人の中から自分に合った一社を選ぶのは非常に難しく、ミスマッチや早期離職の課題もあります。
そこで今回のゼミでは、「①よい企業とは何か?」「②DEXITを進化させ、高校生に『よい企業』を知ってもらうにはどうすればよいか?」という2つのテーマでグループワークを行いました。

グループワーク:高校生に企業の魅力をどう伝える?
グループワークでは、活発な議論が交わされました。 「高校生に企業の情報を届けるにはどうすればいいか?」という問いに対して、主に以下のような意見が出ました。
- SNS(Instagram/TikTok)の活用: 高校生が日常的に使うツールで、職場の雰囲気が伝わるショート動画を作成・発信する。
- 「まじめな投稿」との使い分け: 面白い動画だけでなく、仕事内容や企業の信頼性が伝わる真面目なコンテンツも発信する。
- リアルな体験の重視: オンラインだけでなく、実際に会社見学や仕事体験ができる機会を積極的に設ける。
DEXITには既に「職場体験ロールプレイ」や「先輩の声」などの機能がありますが、そこへ誘導するために、大学生目線で「今の高校生ならこうアプローチする」という具体的なアイデアを出し合いました。

就職活動中の3年生として感じたこと
講義を通じて特に印象に残ったのは、「情報の透明性」と「職場の雰囲気」の重要性です。
私自身、現在大学3年生として就職活動の真っ只中にいます。企業を選ぶ際、「給与や福利厚生」などの条件はもちろん大切ですが、それ以上に「実際にどんな人たちが、どんな雰囲気で働いているのか」というリアルな情報は、入社後の自分をイメージするために不可欠だと感じています。
高校生にとってもそれは同じで、むしろ社会経験が少ない分、文字情報だけの求人票から「よい企業」を見つけるのは私たち以上に難しいはずです。 今回のワークで出た「動画で社内の様子を見せる」や「実際に体験する」というアプローチは、高校生の不安を取り除き、納得のいく進路選択をする上で非常に効果的だと感じました。

最後になりますが、貴重なお話を聞かせてくださった伊野様、本当にありがとうございました。
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