こんにちは。ながしまゼミ4期生の縫田優人です。

今回は東村山市と日立製作所のウェルビーイング活動に潜入した感想と気づきを共有させていただきます。

活動についての感想

 東村山市と日立製作所のウェルビーイングに2回参加させていただきました。

 1回目は東村山市役所内の会議室で東村山市の取り組みと現状についての意見交換を行いました。私は将来は地方公務員に入庁することを視野に入れているので、市民としてではなく市役所に入り、会議に参加させて頂くことに心が高鳴りました。会議が始まると、東村山市では他市同様に少子高齢化が進んでおり、商業施設の閉鎖や人口減少による地域の活性化が課題だと挙げられていました。市役所は課題解決のため、「そらいち東村山」といった地域を盛り上げるイベントや市の職員が自ら公園等に足を運び市民の方へのアンケート活動を行っていました。そんなところまでやっているのだと行動力に驚きました。実際にアンケート結果を見てみると、「道が狭くて子どもと車の距離が心配」や「遊べる場所が無い」といった東村山市にこれから住み続けて貰うであろう子育て世代や若い世代の方からの要望が多く出てきました。具体的にどう考えていくのかは2回目のディスカッションで進めていきました。

 2回目は日立製作所中央研究所にて、日立製作所が行っているウェルビーイング活動の紹介と東村山市がウェルビーイングに近づくにはどうすればよいのかディスカッションを行いました。私は、ディスカッションが苦手なのと、業界トップの日立製作所の社員さんと東京でバリバリ働く公務員の皆さまに挟まれたこともあり、とても緊張しました。1回目のカバン持ちでは全くしゃべることができませんでしたが、2回目のディスカッションでは自分の意見を共有することができ、良い意見だと日立製作所の方に褒められて嬉しかったです。また、自分の意見を軸にグループのまとめがまとまったので達成感とやりがいを感じました。さらに、新しく自分の自信に繋がったと思います。成長できたと思います。次にこのような機会があれば、雰囲気にのまれないように積極的に会話の中に参加したいと思います。

カバン持ちを終えての感想

 東村山市と日立製作所の皆さんが優しく、学生でも対等に扱ってくださったことに感謝したいと思います。名刺交換をさせていただき、お礼のメールを送ったところ丁寧に返してくださったので、私にとって大きな経験になりました。

 私は将来は地方公務員を視野に入れているので市役所の仕事にはとても興味があります。今回のカバン持ちで実際に市役所の皆さんの立ち振る舞いを見ることができたり、お話を聞くことができました。「働くうえでのやりがいはなんですか?」と伺ったところ「まちやコミュニティを作り上げていく、支えていくことです。」と現在の僕からは見えない視点で働いているということを知りました。また、市民のために働く人はこういう志を持っているのかと感銘を受けました。まちづくりについてもっと学びたいと思いました。

 日立製作所の方々は社会イノベーション事業の方々で、自己紹介の際に「利益度外視で地域創生に携わる」というお話を聞いて「こんな職業があるのか!」と驚きました。自分もこういう地域創生に関わる仕事に就けたらやりがいを感じられるのではないかと考えました。

 また、日立製作所中央研究所に伺った際には、「これが業界トップ大手企業の福利厚生かぁ…」と唖然としました。また行く機会があれば食堂に行きたいです。