2025/11/27

2025”よい仕事おこし”フェアに参加しました。全国の中小企業&信用金庫が一堂に会していました。ながしまゼミからは9名が参加しました。

入口で川本相談役と記念撮影。

今回のミッションは、

■ 課題内容

 自分のテーマに関して、3名以上の参加者にヒアリングを行い、その内容をまとめること。
(分量・形式は自由/箇条書き可)

■テーマ事前告知のお願い

 テーマが重複しないように、事前にこのチャットへ自分のテーマを投稿してください。

■ヒアリング時のルール名刺交換を行うこと。

■ 提出方法LINEWORKS に提出すること。

■ 提出期限11月29日(土)23:59まで。

まずは城南信用金庫のご担当者の案内で3社訪問。

1社目は、株式会社深津機器製作所。会社の方がいらっしゃらなかったので、なんとながしまゼミの卒業生である坂下先輩が説明してくれる。すごい!!

2社目が、有限会社樹脂リードモデル。小ロットのものも沢山作れるようだ。

そして3社目は合名会社川本屋茶舗。お茶屋さんが洋菓子に進出。

その後、学生たちは分かれて会場内をヒアリング。以下に結果を報告します。

  • テーマ 「新入社員に求める件」 担当:貫井瞬(2年)
  • テーマ「信用金庫の価値とあり方」 担当:高橋和磨(4年)
    • 株式会社有高扇山堂 専務取締役 有髙智佳代さま
      • 背中を押してもらってよい仕事おこしフェアに参加した。担当者は難しい課題にも事情を汲んでくれていて、心が通う感じがしている。プライベートでもイベントなどに参加してくれているので距離が近く話しやすい。
    • 株式会社キョクエツ・コーポレーション 営業本部 営業部 高野翔太さま
      • 同業・異業種とつながれるよい仕事おこしフェアを教えてもらい、新たなニーズやターゲットを見つけることができた業種を絞らず話せる場を設けてもらえてよかった。こういうイベントができるのは信金ならではだと感じた。
    • 株式会社深津機器製作所 専務取締役 深津怜央さま
      • 城南信用金庫がよい仕事おこしフェアのブースにいてくれることで信用度が上がり、取引がしやすい。イベント外ではピンチの時に助けてもらった経験がある。ピンチの時に助けてもらいたい(融資してもらいたい)と思っているので、担当者の質が高く親身に寄り添ってくれるそんな信用金庫だと良い。
  • テーマ「会社の強みについて」  担当:ユウショウエイ              
    • 株式会社堀内果実園 取締役フルーツアートクリエイター 堀内奈穗子さま
      • 長い歴史がある果物の農園です。自分の畑で育てた果物で、ジャムやドライフルーツを作っています。添加物が少なく、安心できる商品 を大事にしています。自然の中で作る楽しさがあり、地域の人ともつながりながら仕事ができます。
    • 小松飲料株式会社 代表取締役 社長 小松三郎さま
      •  工場でラムネやサイダーを作っている会社です。工場で一から作るので、ものづくりの楽しさや達成感 を感じられます。会社は少人数で、みんなで助け合いながら仕事ができ、地域に近いあたたかい雰囲気があります。
    • lorto  代表 野村祐佳さま
      • lorto は、自分の畑で作った野菜や果物でジェラートを作るお店です。農家さんといっしょに育て方を学びながら、素材を大事にしています。ジェラートは味がとても多くて、自然で健康なのが強みです。茶の葉のすみなども使って、新しい味を作っています。農家さんとよく話し、助けてもらいながら商品を作るので、やりがいがあります。
  • テーマ「仕事する上でのモチベーション」 担当:宅間詩織(3年)
    • 株式会社秀奈拓 代表取締役 社長 田中早苗さま
      • 九州産の焼き芋を使っている。焼き芋のおいしい食べ方を全国に広めていけたらという想いを持つこと。社員の方とは思った事がいえるような環境づくりを意識している。
    • 有限会社花月堂 代表取締役 森 敦史さま
      • お客様においしいと思っていただける事。地元の食材を使っていることなどから、魅力の発信をして地域への恩返しをしている。
    • ANGELIQUE MIHARU 責任者 杉浦英克さま  担当:城南信用金庫
      • 健康であることの大切さをより多くの方に知っていただきたいという想いと体に優しいものを提供したいという想い。自分自身の目標を決めていく事。
  • テーマ:「会社・お店の特色や働きがいについて」 担当:パクシエイ(2年)
    • 小松飲料株式会社 代表取締役 社長 小松三郎さま
      • 自社工場でラムネやサイダーを一貫して作っているので、社員は現場で物作りの楽しさや達成感を感じられる。
    • lorto  代表 野村祐佳さま
      • 自家農園で野菜や果物を栽培し、それをジェラートにする継続生産体制なので、スタッフは素材や製造工程からわかりやすい。少人数でアットホーム、現場での学びが多い
  • テーマ「新入社員研修のイチオシポイント」 担当野田一斗(3年)
  • テーマ「食品事業における商品戦略」 担当:縫田優人(4年)
    • 合名会社川本屋商店 代表者 川井秀昭さま
      • 【企業概要と歴史】明治30年(1897年)創業、横浜・伊勢佐木町に本店を構える100年以上の歴史を持つ老舗茶舗。鰹節や砂糖、お茶の乾物屋として始まった同社は、時代の変化に合わせて柔軟に業態を進化させてきた。現在は伝統的な日本茶に加え、自家製の「茶菓子」ブランドを確立している。
      • 【戦略:ECと実店舗の役割分担】
        • 同社の最大の特徴は、ECサイト(オンラインショップ)と実店舗の役割を明確に分けている点だ。
        • ECサイト(認知・物販)
          • 「ガトーショコラ」や「パウンドケーキ」など、お茶に合うスイーツをフックに全国的な認知を獲得。顧客のレビューを徹底的に分析し、商品改善(PDCA)を高速で回すことで、通販市場での競争力を高めている。
        • 実店舗(コト体験)
          • お店では単に物を売るだけでなく、お茶の香りや歴史、横浜の文化を感じてもらう「コト体験」の提供に注力。老舗ならではの接客と空間で、ECで興味を持った顧客を深いファンへと育てている。
    • 有限会社ムラカミ 専務取締役 村上健太さま
      • 【企業概要と素材へのこだわり】 
        • 世界三大漁場の一つと言われる「三陸沖」の豊かな海で育った海産物を扱う加工会社。特に主力である「わかめ」は、親潮と黒潮がぶつかる激しい海流で育つため、肉厚で弾力があり、栄養価が高いのが特徴だ。同社はこの素材の良さを損なわないよう、機械化が進む現代においても「手づくり」の製法にこだわり続けている。
      • 【戦略:技術力を活かした商品開発とOEM】 
        • 素材力だけでなく、高い加工技術と企画力も同社の強みである。
      • ヒット商品「MISO SOUP」
        • 地元の食材と技術を結集した即席味噌汁は、農林水産大臣賞を受賞するなど高い評価を得ている。
      • OEMや柔軟な商品展開
        • 「金のわかめ」などの自社ブランドで培ったノウハウを活かし、他社のニーズに合わせたOEM(受託製造)にも柔軟に対応。単なる下請けではなく、素材の選定から加工まで提案できるパートナーとして信頼を得ている。
    • ストラク株式会社 企画運営部 斎藤将さま
      • 【企業概要と技術革新】 
        • 和菓子ブランド「菓匠 六雁(むつかり)」を展開。「和菓子を世界へ」を掲げ、伝統的な和菓子にテクノロジーを掛け合わせた商品開発を行っている。特に注目すべきは、保存料を使用せずに美味しさを維持する独自の「冷凍技術」だ。
      • 【戦略:冷凍技術による商圏の拡大】
        • 「とろける」食感の冷凍生わらび餅: 通常、日持ちが難しい「生わらび餅」を、独自の冷凍技術により、つくりたての「とろける食感」を保ったまま12ヶ月間保存可能にした。この技術により、モンドセレクション金賞を受賞するなど国際的にも評価されている。
      • BtoBからBtoCへの展開
        • 現在は、この保存性の高さを活かし、百貨店や飲食店などのBtoB(企業間取引)向けにOEM供給を行っているが、今後はBtoC(一般消費者)向けにも注力する。公式LINEなどを活用したダイレクトマーケティングでファンを囲い込み、世界市場も見据えたブランド展開を加速させていく計画だ。
    • 【総括】 
      • 今回ヒアリングした3社は、それぞれ「伝統×EC」「素材×加工技術」「和菓子×冷凍テクノロジー」と、自社のコアとなる強みに現代的な付加価値を組み合わせることで、独自のポジションを築いていた。単に良いものを作るだけでなく、誰に、どのように届けるかという戦略の重要性を改めて学ぶ機会となった。
  • テーマ「公民連携によってもたらされる効果」 担当:廣重直音
    • 時事通信ビジネスサポート株式会社 取締役 河端亮一さま
      • 国の組織は縦割り文化が根強く、情報が統一されていない課題があるため、民間の立場が介入し、国の組織を情報の面からつなぎ合わせている。
      • 民間が不要な情報を抜き取り伝えることで情報の架け橋的な存在になっている。
    • 観音寺市 経済部 農林水産課水産係 藤原誠司さま
      • 「観音寺ブランド」を策定し、農作物のPRや販路拡大に取り組んでいる。市としても、ブランド化された商品が広く流通することで、観音寺市を知るきっかけが増え、地域の認知度向上につながっている。
    • 有限会社藤川果樹園 鈴木悠さま
      • 市役所と連携してイベントへ出店し、農作物のPRを行っている。出店費用の一部を市に負担してもらうことで、農園はコストを抑えつつ効果的にPRができる。また、市と共同で情報発信を行うことでイベントの集客力が高まり、結果として民間側の売上向上につながっている。
  • テーマ「企業の社会的貢献について」 担当:八木海仁
    • 時事通信ビジネスサポート株式会社 取締役 河端亮一さま
      • それぞれ企業が必要としている情報を時事通信ビジネスサポート株式会社が官公庁から情報を仕入れ、企業に情報を提供する役割を担っている。つまり、官公庁と企業の架け橋となっている。これにより、中小企業を活性化させることによって好循環を生んでいるため、社会的貢献している。
    • 有限会社樹脂リードモデル 代表取締役 迎隆一郎さま
      • 車のオプションパーツを作っており、他にも様々なパーツを真空成型・真空注型での技術を使い成形、加工を一貫としている。また、車の1台あたり部品の必要なパーツは平均2万個であり、一個でもパーツが無いと作れないため、社会的貢献をしている。
    • 有限会社藤川果樹園 鈴木悠さま
      • 原価割れのリスクを回避し、後継者を途切れさせないために、農協を通さず、正当に評価される環境を作っている。この環境で、観音寺市でみかんを育て、社会貢献をしている。