新型コロナの影響で、しばらくオンラインで講義を受けているのですが、先日「事業構想論」という講義の中でオンライン会社見学会が行われました。

オンライン見学した会社がFSX株式会社です。社名自体聞いたことがなく、調べてみると私の地元の国立市に本社を構える会社でした。外食するとき、席に座るとおしぼりがでてきますよね。そのおしぼりを開発、生産している会社の一つがFSX株式会社なのです。

おしぼりの歴史は古く、一説ではその始まりは平安時代とも言われ、江戸時代では日本各地にある宿が水桶と手ぬぐいを用意し、宿に来た旅人を癒したそうです。

FSX株式会社は、そうした人を「癒す」おしぼりの力を信じ、1967年に貸おしぼり事業をする藤波タオルサービスとして創立されました。おしぼりの素材調達から生産、配達まで全て自社一貫体制で行い、飲食店や会社に貸したおしぼりを再利用するための洗浄や梱包も自社で行っているそうです。2017年には創業50年を迎え、国立市だけでなく他県、そして海外にも工場や会社を置いています。

大学の講義を通して、私の住んでいる街にあるBtoBの会社を知ることが出来ました。本社は日本にあるが、工場は海外などに構える会社もある中、素材調達から生産、配送まで全て一貫で行っているFSX株式会社の工場併設の利点を生かした経営に興味を持ちました。また、職場の雰囲気や工場で作業している様子を見て、働きやすい環境が整っていたことが感じられました。

参考文献

おしぼり レンタルのFSX株式会社

URL: http://www.fsx.co.jp/