2023/10/23
今回私達は、ながしまゼミのプロジェクトの一つであるOIR存続のために、小田急電鉄本社を訪ねました。
「存続」という言葉を聞くと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、本当に存続の危機でした。前回のOIRでは、各大学側としては成功したと言える結果だったのですが、小田急電鉄様へのメリットをあまり出すことができず、全体としては成功とは言えませんでした。
これも私達ゼミ生の力不足が原因でした。このままでは、せっかく先輩達が私達に残してくださったプロジェクトを失ってしまうことになってしまいます。「何とか存続させたい。」その思いを胸に私達は何かないのかと頭を悩ませました。今のままだとどうしても小田急電鉄様にメリットをもたらすのは難しい。であるなら新たな企画を考えればいいのでは、ということで私達は新規案を考えることにしました。沿線価値の工場を大学やゼミをつないで創り上げる・・・。言うのは簡単ですが、具体的なアイデアは難しいです。
ついに小田急電鉄本社へ企画をプレゼンしに行く日になりました。正直、小田急電鉄様がこれで了解してくださるかどうかは全くわかりませんでした。
リーダーである公保先輩によって新規案が説明されている中、小田急電鉄様の皆さんの顔が全くと言っていいほど変わっていませんでした。これはだめか.. この時点で私は失敗か、と思っていました。しかし、プロジェクトメンバーみんなの意見を聞かせてほしいという小田急電鉄様の言葉により、この空気は一変します。皆が各々の意見を伝えると、明らかに最初の雰囲気と違い、私達にも微かな手ごたえを感じました。最終的には和やかに終了し、1か月後に再度詳細の企画案を提案することになりました。
今回の訪問で私が感じたのは、自分の意見をしっかりと持ち、それを伝えることができると、相手の心を動かすことができるのだなと学びました。これからは、意見を持つだけでなく、それを相手に伝える強い力を身に付けていきたいと思いました。
今回の訪問はとても良い経験になりました。
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