お久しぶりです、大学3年生になりました、ながしまゼミ久嶋です。コロナウイルスの感染拡大も落ち着いた今、皆様いかがお過ごしでしょうか、私はいよいよ就活に必須となるインターンシップの予約が解禁されるということで、戦々恐々とする毎日です。そんな中、今回のブログは2021年度下半期の振り返りを行いたいと思います。

 2021年度の秋学期、私のながしまゼミでの活動は、主に「大学生のための創業支援企画プロジェクト」「多摩未来協創会議」「多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト」の主に3つのプロジェクトに関わりました。いずれも大人数で行うプロジェクトであり、先輩や同級生と連携して取り組みました。それぞれのプロジェクトで違う仕事を行ったこともあり、成長に繋げることが出来ました。

 一つ目の「大学生のための創業支援企画プロジェクト」は、学内で創業支援のためのセミナー・ビジネスコンテストを開催し、学生に起業を促し中小企業診断士の知名度を向上させることが目的のプロジェクトです。私はそのセミナーとコンテストの運営、かつコンテスト参加者のメンター(事務局との連絡係)として参加しました。具体的なタスクとしては、①学内で開催するセミナーの企画・運営(リーダー)、②学内で開催されるビジネスコンテストの運営・スタッフ、③ビジネスコンテスト参加者のメンターとして運営と参加者との仲介、とプロジェクト全体を通して企画運営の仕事を行いました。

 特に8月から11月にかけて行ったセミナーの企画は、セミナー内容の決定・提案から、セミナー終了後のアンケート収集まで一貫して関わり、多くのタスクを抱えることになりましたが、先輩と協力して取り組むことで、チームの仲間の有難さと、「新しいモノ」を生み出すことの難しさを実感しました。

 「多摩未来協創会議」は、日立製作所を協創パートナーにお迎えし、多摩エリアにおける経済発展性と社会課題の解決の両立を目指し、「地域×企業」による未来思考の対話を深め、アクションへつなげていく実験的協創メディアです。ながしまゼミ生は、HPに掲載するコラムの執筆を引き受けております。私たちの班では、「多摩エリアのフルーツ」「多摩エリアの福祉の未来」をテーマに、2回コラムを執筆しました。

 コラムの執筆では、人間関係の問題等もあり3人でコラムを作成することになってしまい、タスクが集中しがちになってしまいましたが、先輩の応援や、チーム内で団結して粘り強く取り組むことで、2つのコラムを完成させることが出来ました。スケジュールをゼロから構築した初めてのプロジェクトということもあり、長期的な予定を決めて行動するプロジェクトマネジメントの大変さと重要さを学び直すきっかけになりました。

 最後に紹介する企画となる「多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト」は、新型コロナウイルスの感染拡大による観光業への影響をきっかけに企画されました。企画の内容は、主に学生の団体が作成したアイデアを募集・審査する「マイクロツーリズムコンテスト」を開催、市役所や企業とマッチングさせ、継続的にまちづくりに貢献出来る企画としてブラッシュアップしていくという内容であり、「タマリズムコンテスト」と愛称で呼ばれています。

 タマリズムでは、年に複数回イベントが開催され、イベントごとに担当となる学生が配属、全体のリーダーとは別に、イベントの企画・運営のリーダーを務めます。私もタマリズムコンテストの審査会の担当を務め、企画書の作成、人員の配置、当日の司会等を務めました。

 4年に渡る長期プロジェクトということもあり、先方と密接に連絡を取り合い、プロジェクトの理解を深めつつ、担当となったイベントの企画・運営・当日司会という大仕事を行う必要があり、自分の担当イベント直近は多忙を極めますが、その分得られる学びも多く、自身の成長に大きく繋げることが出来たと考えています。

 以上の3つが、昨年度私が主に取り組んだプロジェクトの詳細と、私の得られた学びのまとめとなります。大学3年生となり就活を控え、尚且つながしまゼミのプロジェクトも新展開を迎えるということで、今年度は昨年度以上に多忙な年度を過ごすことになることが予想されますが、1年、5年、10年先を見越して「学び」を蓄えられる様にしていきたいと思います。