こんにちは🌤最近いきなり暑くなりすぎですよね…夏休みなので炎天下の中、大学に行かなくていいことだけが救いです。暑いのしんどい😭

 さて本日は7月30日に大学にて行われた「八王子市産業イノベーションプラン」についてお話ししようと思います。

 まずこの「八王子市産業イノベーションプラン」について、八王子市の方や、この取り組みに関わってくださる企業様、ながしまゼミの学生などが共同で、八王子市をどのようにイノベーションするか・どのように産業振興を進めていくかということを議題として研究を行なっています。

前回私が参加した会では、八王子市の方々とユニットを制作するための意見の創出を行いました。

ここで出た意見や施策をもとにユニットを組み、今回の会議にてユニットとして発表がありました。

前回の会議の時に私が考えた「食と防災」テーマの構想。自分で書いておいて実現が難しそうだと思った。

 今回は7つのユニットが個々の政策検討についてプレゼンを行い、今後の方針などを共有した上で改善点などを出し合うということを2時間ほど行いました。

それぞれユニットごとに共創の視点、地域課題解決の視点、働き方改革の視点など八王子市を様々な形で眺め、その結果改善していくべきことや新たな取り組みの意見などが聞くことができてとても勉強になりました。それぞれのユニットが発表してくださっている中、途中でわからないカタカナ語や、どのような事業をしているのか知らない企業等があったため調べつつ、疑問に思ったことをまとめたりなど情報の習得に苦労しましたが、中には大学の講義で学んだことを活かせるような話もあり、自分の中では大変多くの収穫がありました。

中でも私が興味を持ったユニットは「人×産業ユニット」と「観光・商業・農林業ユニット」です。

 人×産業ユニットは簡潔にまとめると、八王子市がイノベーションを生み出すまちとして機能するようライフステージや年齢ごとに課題設定をする、ヒアリングなどを各テーマごとに行いそれを含め、多様性のある人材が集まるまちを実現していこう、というものでした。

多様性は2021年を生活する上で外せないキーワードだと私は思っているので、そこをテーマにするのはいいと思ったのですが、世代間の働くことの価値観の違いのギャップを埋めるという手に関して、多様な人材を目的としているのにギャップを埋めてしまっては結局一様になってしまうと思うし、ここでは様々な考えの人がいるということを理解してもらうことが大事であり、歩み寄らせることが目的ではないんじゃないかと思いました。そもそも年齢ごとで分けても価値観は人それぞれなのだから、ある程度働き方に対する考えやスタイルごとに分けるべきなのではないかというのが私の考えです。

 観光・商業・農林業ユニットは簡潔にまとめると既存の観光資源の魅力向上を検討し、新たに魅力的な業態について分析・情報を発信、加えて八王子市の強みを新たな付加価値と結びつけ創出する、というものでした。私は将来老若男女問わず訪れたくなるようなまちづくりを公的機関でしたいという思いがあり、特に観光資源を用いて行いたいと考えているため、今回このユニットにはすごく興味を持ちました。

八王子市に外訪者を招き入れ、生活とは切り離された非日常を堪能してもらいつつ、お金を使ってもらう。そのために既存の魅力の見直しと新しい魅力の発掘、業態関連系を図るとのことだったのですがここで感じたことが2点ありました。まずは「非日常を堪能」という点、果たして非日常を八王子市で感じることができるのでしょうか。私は横浜に住んでいて、近くの観光地である鎌倉などを時々訪れるのですが、はっきり言って遠目のおでかけくらいの感覚で非日常は一切感じません。お寺や海、小町通や美味しい初期時どころがたくさんある鎌倉にでさえ非日常感を感じないのに、山と自然で非日常を感じさせるまでなのかと、少々失礼ながら思ってしまいました。

そして市のHPウェルカムブックを見ても山と自然が真っ先に紹介されている、まずはこのような自然以外の観光について魅力の見直しなどを行うのは必要であるのも理解はできました。しかしなんとなくですが手法に新しさが感じられないように思いました。じゃあ何か意見があるのかと言われればすぐに出てくるわけではありませんが、今までこの小テーマのようなことが実践されなかったから今の形になっているわけであり、もう一度考えよう!となってもあまり以前と状況が変わらないように感じます。

八王子に関してすごい詳しいわけでもないのに意見するのもどうかと思いましたが、これが何も市のことを詳しくは知らない学生(私)からの意見です。

ちなみに私が知っている八王子市の知識はこれです→八王子繊維産業の歴史と現在多摩エリアの外食産業

 最後に、今回の活動についての正直な感想としては「全然ついていけない…楽しいけど理解で精一杯…」といったところでしょうか。

大学に来る途中で前回があまりにも不甲斐ない感じで何も活躍できなかったため、(今回こそは絶対爪痕残したい!少なくても質問は1つ絶対するぞ)と意気込んでこの会に参加しました。

いざ会が始まると、質問は思いつくのですが「緊張しい」なので口から言葉が一切出てこず、最終的には理解に専念するばかりになってしまいました。それに加えて情報が多くて頭の中がぐちゃぐちゃになり完全にショートしてしまいました。社会人になったらこのような会にも雰囲気にも慣れていかなければならないと思うと…不安です(笑)

なんだかんだ言いつつ1つだけ質問できましたが、質問内容があまり良くなかったのか場がザワッとしていたので、もう少しまともなことを聞かなければいけなかったなと反省しています。もうゼミに3年近く在籍しているのに、不甲斐ないです😓

 今回はプランの内容以外にも様々な学びがありました。プレゼンの進行や外部との連携の上手いやり方、質疑の着眼点など社会人に必要なスキルを目の前でしっかりと見ることができ、勉強になると思いつつもあと1〜2年でこれができるようにならないといけないのか…という不安の方がやはり強くなってしまいました💦まだ社会人になるまで少し時間はあるのでゼミの鞄持ちやグループディスカッション等で鍛えていけたらと思います!