神奈川県藤沢市菖蒲沢にあるワールドウィング株式会社に行ってきました。当社は、飛行機部品の製造から始まり、今ではチタンやステンレスの精密深絞り加工という金属に圧力をかけてつなぎ目のない金属加工、プレス加工、金属加工の技術を生かした研究開発(チタン加工など)を行なっている会社です。とても小さい深絞り加工まで出来るのが当社の特徴です。ガスセンサーの部品やディーゼルエンジンの部品など様々な加工品を製造しています。今回は、社長の野口隆史様とお話をさせて頂き、中小企業が抱える問題について分かりやすくお話頂きました。

 労働分配率が高くなりがちな製造業ですが、当社では高くならないように、自動組立機を数台導入し、24時間稼働させ続けています。自動組立機をさらに導入する予定のようです。従業員の労働環境をとてもよく考えられた企業であると感じました。今後は、機械の騒音を改善していきたいそうです。確かに、とても凄い音がしていました。

 今後の社会に対応していく為に、デジタル系の出来る人材を求めている事から、製造業でもがIoT化が進んで行くのだと思いました。しかし、昔ながらの技術もあるため、この技術を継承するには時間がもちろんかかるので、なるべく若い人材も求めていました。

↑工場の様子

様々なタイプの機械が並んでいました。機械は大体2,000万~5,000万ぐらいです。目に見えないゴミや油までを落とす洗浄機もありました。

社長と従業員が工場内でフレンドリーに会話をしていたりと社内の雰囲気の良さを感じました。