6月18日(金)にシリアスゲームの第二回試遊会に参加させていただきました。

多摩市の企画課、福祉課の方々と「と老人ゲーム」を1時間程度行いました。ゲームの内容は老人と協力して事業やイベントを起こそうというもので、現代の若者よりの事業に老人はどのように関わることができるのかを深く考えさせられました。

特にゲームに登場する尖った能力を持つ老人たちの使い方がとても困難で、仕事はできるが他人に迷惑をかける可能性があると知りました。実際、私の卓で1位だった市の方(プレイヤー)は尖っていない老人を最後まで使用し、組織内の問題を起こしていない方でした。今回はサイコロの出目で決まったため、運の要素がそれなりにありましたが、実際にそのような人がいたら、辞職してしまう人もいそうだと感じました。

さらに今回のゲームでは妨害が可能だったため、他プレイヤーが不利になるようゲームをプレイする場面もしばしばありました。当日はゲームを単調にさせないためのモノだと思っていましたが、後から思い返してみると外的要因で社員のモチベーションが下がることは十分にあり得るものだと思い、そういった場合どのような対応があるのかも考えなければいけないと思いました。

尖っているが能力が高い人間を使うか、能力はほどほどだが安定感のある人間を集めるか、両者をうまく使い新たな事業形態を確立するか、今後生活していく中で何か新しい発見がありそうな機会を得ることができました。