2025/6/5
こんにちは。5期生の猪切です。
今回のゼミでは、4年生の先輩方から「就職活動を終えて感じたこと」や「どのように進めたのか」といった実体験を聞く機会がありました。少人数のグループに分かれて、先輩方が順番にそれぞれの経験を話してくださる形式で、終始リラックスした雰囲気の中で行われました。

話の内容は本当にさまざまで、「早くからインターンに参加して準備を進めた人」「限られた業界に集中して深掘りした人」「自己分析を丁寧に行って自分の軸を見つけた人」「働く条件や福利厚生を重視して企業選びをした人」など、どの話にもその人なりの工夫や苦労、そして納得のいく選択がありました。

中でも印象的だったのは、選考で失敗した経験を正直に話してくださったことです。「体調管理がうまくできなかった」「情報収集の幅が狭かった」「滑り止めの企業を受けたが、結局自分に合わず無駄だったと感じた」など、うまくいかなかったことも含めてリアルな話を聞けたことは、これから就活を迎える私たちにとってとても貴重でした。
また、自己分析の方法として、ライフラインシートを使って自分の人生を振り返ったという話や、ゼミやバイトの経験をどう自己PRに活かしたかといった工夫も聞けて、これから何を準備すべきか、少しずつ見えてきた気がします。

先輩方の話を聞いて強く感じたのは、「就活に正解はない」ということでした。大切なのは、周りに流されず、自分にとって納得のいく選択ができるように準備をしておくこと。そして困った時には一人で抱え込まず、キャリア支援課や周囲の大人に頼ることも大事だということを学びました。
今回のゼミは、単なる就活の話を聞く時間ではなく、「自分がどう生きたいか」を考えるきっかけになったと感じています。お話をしてくださった先輩方に、心から感謝いたします。
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